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1978年以来、45年に渡って毎年フラッシング・メドーズで開催される全米オープン公式球として、数多くのドラマや名場面を彩ってきた。テニス競技は年々よりフィジカルに、スピードもプレースタイルも進化し続ける中、ボールだけは長きにわたり大きく変わっていない。安心と信頼の供給で世界最高峰の大会をサポートし続けているテニスボールの製造工程と歴史をひも解く。

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1978年以来、45年に渡って毎年フラッシング・メドーズで開催される全米オープン公式球として、数多くのドラマや名場面を彩ってきた。テニス競技は年々よりフィジカルに、スピードもプレースタイルも進化し続ける中、ボールだけは長きにわたり大きく変わっていない。安心と信頼の供給で世界最高峰の大会をサポートし続けているテニスボールの製造工程と歴史をひも解く。

テニスボール製造のステップ

1. ゴムの前処理

ゴムを温めて、小さな片(スラッグと呼ばれる)に切り、

それを半分の球に成形する。

2. 成型

ゴム片を機械に入れ、

固まって半分の球状になるようにする。

3. サンドペーパー処理

サンドペーパーで、球の繋ぎ目をきれいにする。

そして、接着剤を塗って次の工程に備える。

4. 接合

ゴムの半球を機械にセットして、空気を押し込む。

接着剤で2つの半球をくっつけ、完全な球状にする。

5. フェルトの下処理

フェルトを貼り付ける下準備のために、

球の表面をサンドペーパーで荒くする。

6. 接着剤の塗布

球体に、ゴムの接着剤を均一に塗る。

テニスボール製造のステップ

1. ゴムの前処理

ゴムを温めて、小さな片(スラッグ)に切り、

それを半分の球に成形する。

2. 成型

ゴム片を機械に入れ、

固まって半分の球状になるようにする。

3. サンドペーパー処理

サンドペーパーで、球の繋ぎ目をきれいにする。

そして、接着剤を塗って次の工程に備える。

4. 接合

ゴムの半球を機械にセットして、空気を押し込む。

接着剤で2つの半球をくっつけ、完全な球状にする。

5. フェルトの下処理

フェルトを貼り付ける下準備のために、

球の表面をサンドペーパーで荒くする。

6. 接着剤の塗布

球体に、ゴムの接着剤を均一に塗る。

 

7. フェルトの取り付け

フェルトを特定の形に切り、それを接着剤で固定。

これがテニスボールの外側となる。

8. 機械によるフェルトの貼付

機械を使って、2つのフェルトの片をゴムの球に貼り付ける。

9. 仕上げ

ボールを機械のベルトに乗せて、

不要な凸凹やシワを取り除く。

10. フェルトの熱処理

別の機械で、フェルトの部分を熱して、

ゴムの球としっかりくっつける。

11. 蒸気処理

ボールを蒸気の中で回転させ、

フェルトの外側を元の状態に戻す。

12. ロゴの押印

最後に、ボールに「Wilson US Open」のロゴを押す。

7. フェルトの取り付け

フェルトを特定の形に切り、それを接着剤で固定。

これがテニスボールの外側となる。

8. 機械によるフェルトの貼付

機械を使って、

2つのフェルトの片をゴムの球に貼り付ける。

9. 仕上げ

ボールを機械のベルトに乗せて、

不要な凸凹やシワを取り除く。

10. フェルトの熱処理

別の機械で、フェルトの部分を熱して、

ゴムの球としっかりくっつける。

11. 蒸気処理

ボールを蒸気の中で回転させ、

フェルトの外側を元の状態に戻す。

12. ロゴの押印

最後に、ボールに

「Wilson US Open」のロゴを押す。

ウイルソンテニスボールの歴史

1983年

US Openとの関係初期に、オレンジと光学的な黄色の

配色のテニスボールを特徴とする。

1984年

新しい圧縮包装に移行し、

ラベルの上下に透明なプラスチックを使用。

1990年

透明な包装への肯定的なフィードバックを受け、

斜めの窓を追加。

1991年

新しいUS Openボールをラインナップに追加。

1994年

US Openボールラインを拡大。

1998年

初めて黒いラベルの包装が導入。

2008年

より透明な外見の包装に戻る。

2014年

「チケットラベル」デザインの缶が特徴に。

2018年

新しい大会のロゴと缶のデザインを導入。

ウイルソンテニスボールの歴史

1983年

US Openとの関係初期に、オレンジと光学的な黄色の

配色のテニスボールを特徴とする。

1984年

新しい圧縮包装に移行し、

ラベルの上下に透明なプラスチックを使用。

1990年

透明な包装への肯定的なフィードバックを受け、

斜めの窓を追加。

1991年

新しいUS Openボールをラインナップに追加。

1994年

US Openボールラインを拡大。

1998年

初めて黒いラベルの包装が導入。

2008年

より透明な外見の包装に戻る。

2014年

「チケットラベル」デザインの缶が特徴に。

2018年

新しい大会のロゴと缶のデザインを導入。

ハードコートでの絶対的なリーダー

ウイルソンは長い間、あらゆるコートのサーフェスを研究しテニスボールの開発を続けてきたが、特にハードコートのテニスボールの性能においては世界最高クラスだ。1978年のUS Openや2016年のオーストラリアンオープンとグランドスラムでは常にウイルソンのボールが先駆者として支持された。

ハードコートでの絶対的なリーダー

ウイルソンは長い間、あらゆるコートのサーフェスを研究しテニスボールの開発を続けてきたが、特にハードコートのテニスボールの性能においては世界最高クラスだ。1978年のUS Openや2016年のオーストラリアンオープンとグランドスラムでは常にウイルソンのボールが先駆者として支持された。

世界基準を知るトップ選手の声

■ キャシー・リナルディ(アメリカ)
 WTA最高ランキング6位

「ウイルソンが作り出すテニスボールは際立ったクオリティの世界最高レベルのテニスボールです。一番の思い出は、全米オープンではウイルソンロゴの隣に印字されるUS OPENロゴにはその年の年号の入った記念のボールが使われています。私は一生の思い出が詰まった年号入りのボール缶をいつも数缶を家に持ち帰って大切に飾っていたのを覚えています」

 

■ パトリック・クーネン(ドイツ)
 1991年にデビスカップ優勝貢献

「このボールで最高のゲームをする、という気持ちを込めて全米オープンのウイルソンボールの新しい缶を開けるたびに大きな確信と喜びを感じます。コントロールもフィーリングも素晴らしく最高のテニスボールだと思っています」

■ ブラッド・ギルバート(アメリカ)

 ATP最高ランキング4位

「子供の頃からテニスに強い情熱を抱いていました。そんな私の夢は全米オープンでウイルソンボールでプレーすることでした。それが私の最初の夢でした。全米オープンで初めてウイルソンのテニスボールを打ったとき、私の夢の舞台は、その夢を実現するためのシンボルに変わりました」

 

■ ビリー・ジーン・キング(アメリカ)

 グランドスラム39回優勝

「ウイルソンのテニスボールの匂いと、ボールを捉えた時の打球音が大好きです

■ トッド・マーティン(アメリカ)

 ATP最高ランキング4位

「全米オープンで初めてウイルソンのテニスボールを打ったときの興奮は今でも一生の思い出です。ボールに書かれた全米オープンロゴを見て、それが単なるただの大会名以上のものであることを実感し、私はその歴史の重さと権威に圧倒されました」

 

■ ステファン・エドバーグ(スウェーデン)

 グランドスラム6回優勝

「ウイルソンのテニスボールはハードコートでのスピーディーなラリーに最も適応しており、自分のゲームを組み立てる最適のボールです」

■ ヨナス・ビョルクマン(スウェーデン)

 グランドスラム9回優勝(ダブルス)

「私にとっては、全米オープンでウイルソンボールを手にする瞬間こそ、他では味わえない異次元の感覚と高揚感でした。ボールの速さは、最高のテニスを演出し観る人たちも楽しませます。自分のコンフォートゾーンにいるように感じ、自分のゲームにとてもウイルソンのボールは合っている思っています」

 

■ トレーシー・オースティン(アメリカ)

 全米オープン2回優勝

「全米オープンで最高のテニスをし、シングルスのグランドスラムタイトルを2つ獲得したウイルソンのテニスボールは、私にとって非常に特別な意味を持っています。ボールの速さと安定感は世界最高のテニスボールであり、自分のショットを自信持って打つことができました」

世界基準を知るトップ選手の声

■ キャシー・リナルディ(アメリカ)
 WTA最高ランキング6位

 

「ウイルソンが作り出すテニスボールは際立ったクオリティの世界最高レベルのテニスボールです。一番の思い出は、全米オープンではウイルソンロゴの隣に印字されるUS OPENロゴにはその年の年号の入った記念のボールが使われています。私は一生の思い出が詰まった年号入りのボール缶をいつも数缶を家に持ち帰って大切に飾っていたのを覚えています」

 

■ パトリック・クーネン(ドイツ)
 1991年にデビスカップ優勝貢献

 

「このボールで最高のゲームをする、という気持ちを込めて全米オープンのウイルソンボールの新しい缶を開けるたびに大きな確信と喜びを感じます。コントロールもフィーリングも素晴らしく最高のテニスボールだと思っています」

■ ブラッド・ギルバート(アメリカ)

 ATP最高ランキング4位

 

「子供の頃からテニスに強い情熱を抱いていました。そんな私の夢は全米オープンでウイルソンボールでプレーすることでした。それが私の最初の夢でした。全米オープンで初めてウイルソンのテニスボールを打ったとき、私の夢の舞台は、その夢を実現するためのシンボルに変わりました」

 

■ ビリー・ジーン・キング(アメリカ)

 グランドスラム39回優勝

 

「ウイルソンのテニスボールの匂いと、ボールを捉えた時の打球音が大好きです」

■ トッド・マーティン(アメリカ)

 ATP最高ランキング4位

 

「全米オープンで初めてウイルソンのテニスボールを打ったときの興奮は今でも一生の思い出です。ボールに書かれた全米オープンロゴを見て、それが単なるただの大会名以上のものであることを実感し、私はその歴史の重さと権威に圧倒されました」

 

■ ステファン・エドバーグ(スウェーデン)

 グランドスラム6回優勝

 

「ウイルソンのテニスボールはハードコートでのスピーディーなラリーに最も適応しており、自分のゲームを組み立てる最適のボールです」

■ ヨナス・ビョルクマン(スウェーデン)

 グランドスラム9回優勝(ダブルス)

 

「私にとっては、全米オープンでウイルソンボールを手にする瞬間こそ、他では味わえない異次元の感覚と高揚感でした。ボールの速さは、最高のテニスを演出し観る人たちも楽しませます。自分のコンフォートゾーンにいるように感じ、自分のゲームにとてもウイルソンのボールは合っている思っています」

 

■ トレーシー・オースティン(アメリカ)

 全米オープン2回優勝

 

「全米オープンで最高のテニスをし、シングルスのグランドスラムタイトルを2つ獲得したウイルソンのテニスボールは、私にとって非常に特別な意味を持っています。ボールの速さと安定感は世界最高のテニスボールであり、自分のショットを自信持って打つことができました」